作者・公式による記事リンクのリツイートが事後改変で悪用される恐れ

 私が運営するこの漫画感想ブログとJUGEMの読書感想ブログはTwitter連動にして、投稿すると自動でタイトルと短縮リンク入りのツイートが上がるように設定してある。
 名前や作品タイトルでエゴサーチしている作者や出版社の中には、そのツイートをリツイートしてくれる人や会社がある。すると、あちらは口コミを勢いづけることができるし、こちらは新規に読者が流入する可能性がある。WIN-WINの効果が期待できるありがたい展開なわけだが、ふと記事タイトルのような心配があるのではないかと考えた。


 リツイートには「拡散」という機能が重視される関係で「肯定」の意味が付与されている(と私は解釈している。はてなブックマークなどだと、ブクマしただけでは判断保留の中立に近いのだが、ある程度の拡散はできる。セコい)。
 悪意をもった人間がこれを悪用しようと考えたら、リツイートさせた後から内容を改変して、「この人はこんな内容を支持した」と誹謗中傷や自説の補強をおこなう恐れがないか。
 また、ブログ運営者側に特に悪意がなくても内容の修正や追記をすることはありえる。リツイートした側の意図から外れていく可能性は残されている。


 さすがに記事内容を確認せずにリツイートすることはないと思うが、自己防衛策としては、WEB魚拓を取るなどリツイートした時点の内容を記録しておいた方がいいと思った。
 Twitterアカウントの古さや更新状況や、サイトの記事数なども注意しておけば、さらに安心か。


 こんな杞憂をしてしまう自分は、この記事を読んでやらかす人間がいないかまで杞憂してしまう。しかし、自分しか思いつかないとは到底考えられないので、こうして注意喚起してみたした次第。