2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「この世界に知らぬ者とてない伝説の殺し屋!ひとたび銃を抜けば悪魔と謳われた早業の前に大地は血に染まり、その名を聞けば天は震え海は裂け洗濯物は乾き――――――」――ワイルダネス6巻114−115P アルバレスたんの変な演説その2。脅しを掛けつつも超ロ…

「ブロウトンにとって犯罪はビジネスだが、彼にとっては道楽だ。だからこそ何より優先されねばならない、というのが彼の考えだ。」――ワイルダネス6巻105P その通り道楽に手は抜けません。改変して「某漫画家にとって漫画はビジネスだが、伊藤先生にとっ…

「カネの話は愛すべきマクニーリー氏に任せるとして、迷子の観光客からサカリのついたカップルに至るまで、およそ考え得る限りの外的に対処できますよ。」――ワイルダネス6巻103P 想定の範囲が歪んでいる上に狭いのは彼一流のギャグなのであろう。もちろ…

「ひとくち食べるつもりで開けたスナックを、何となく全部食べちゃうってこと、あるでしょう?」 「知らないわよ!」――ワイルダネス6巻68P 皆殺しにした感想がこれなのだからまったく怖気をふるう。中途半端に残しちゃうってこともあるね。

何かの集団旅行旅行。しかし、私は肩身が狭いらしい。狭いといえば座席の状態が限界ギリギリに狭かった。三人分のところに四人座ってたりした。 謎の高下駄をはいた人物がいて大変そうだったが、なんの意地か下駄を脱ぐ様子はなかった。

まったくシェイクスピアの昔から人間ってのは無駄の集積で織り成されている――ワールドエンドフェアリーテール4巻26P つまらないもので男の子は出来ているというマザーグースを思い出した。人間そう簡単に進歩はしないが、シェイクスピア以前と以後ではや…

もしもしあんたが用のあった男は今から私が始末するところよ。残念だったわね。次世代ケータイの通話エリアがあの世までのびることを祈りなさい――ワールドエンドフェアリーテール4巻18P 加絵のセリフの楽しさは並ではない。特にこのセリフはちょっと捻り…

周囲を森に囲まれ海からしか出入りができない学園の中でバイオハザードな現象が発生。生徒会役員の人が校外に逃げた連中に平地で追い回されるよりは校内で遮蔽物を得て戦ったほうがましだと演説して逆襲突撃に駆り立てていた。 港の船はいつのまにか一隻もな…

後悔ってのはいつも抑え切れない好奇心と背中合わせなのだとその時知った…――ワールドエンドフェアリーテール3巻109P 弥勒の回想より。非常に同意できるものを多分に含んだ言葉。子供時代の経験にはそうやって生まれた後悔がたくさんたくさんある…。

真実はいつもそこにありけして揺るがない。それが見えないのは見る勇気を持たないからですよ――ワールドエンドフェアリーテール2巻11P 見ようと思えば見える、見ようと欲しているはずなのに見ない。しかし、見たい見たいと口では言う。さて…?

「週刊少年サンデーはもはや三大少年誌ではない。 新連載はインスパイヤと中二病がもうもうと立込め、オリジナリティも見えない。 検証サイトにさし出された巨大な燃料のようだ。 それは焼けつくように臭く、殺伐として耐えられないので、 富士鷹ジュビロで…

アーヴ、その性、傲慢にして無謀。――星界の紋章1巻140P これは定番か。まったく手のつけられない連中だ、やれやれという雰囲気がよく出ている。

まったく、このお嬢さんの機嫌を損ねる以上に簡単なことが、はたしてこの宇宙に存在するのだろうか。――星界の紋章1巻77P ここで宇宙を持ち出す事がスペースオペラの世界観に合致していて良い雰囲気。ラフィールの扱いの難しさをよく表現してもいる。

これで心が浮き立つのを感じない男がいたら、精神が病に冒されている可能性を検討したほうがいい。――星界の紋章1巻64P 人類統合体の男の中には思想という病に冒されて美しいアーヴとの交流を素直に喜べないやつもいろうだろうが……遺伝子レベルの整形と考…

地下空間でのキルゲーム。何度か殺されてそろ度に視点となるキャラクターが入れ替わっていた。悪い奴は決まっているのだが、羊たちの間でも疑心暗鬼が蔓延している。

一瞬のためらいが無慈悲に嘘をあばく。 「そう……」人とは馴染み深い世界、愛していた世界がガラガラと崩壊する音をたしかに耳にした。――星界の紋章1巻32P 一行目の文章の切れ味の鋭いこと!ジントの心をぞくりと切り裂くのをそれが表現しているかのよう…

上級者が最後に学ぶ技術より初心者が最初に学ぶ技術の方が大事――魔道72−7 はじめに得た方向性が後々のことをかなり決定してしまう。それは間違いない。しかし、それを強烈に意識してやるのは難しい。優れた師が宝となるのはそんなところに理由があるのか…

自分のしたことを信じれば信じるほど、それを否定する人たちが信じられなくなる。――魔道68−20P Web漫画の魔道から印象に残ったリントのセリフを。この状態は非常に辛いのだが、単純に真実を伝えるのも難しい。人間とは自分の信じたい事を信じる生き…

「ギャグは技術です。だからこそパターンに慣れるだけでも笑えますし、古くもなります。しかしユーモアは精神的な姿勢です。本質を掴んでいる限り、決して古びません。それになにより、ギャグのように無理をして笑う必要もありません。つまりギャグは逃避で…

生きているうちに死ぬべきだ。