・二式艦上爆撃機「彗星」
 限定的な空戦すら可能で、急降下爆撃と雷撃の両方をこなす傑作機。ただしエンジンはイギリスから輸入したマーリンエンジンなので自給生産性がひくい。機数がそろわないので空母機動部隊戦に温存されて、活躍した戦いは少ないが、そのどれでも多大な戦果をあげている。

・三式艦上戦闘機「烈風」
 零戦の後継機として本格的な制空戦闘をまかせられた機体。開発はやや遅れたが本土奇襲空襲で墜落したF6Fを参考にしたことで一時期の航空優勢を決定付ける機体となった。しかし、F8F以降の敵に対抗することは難しく、けっきょく輸入スピットファイアに対戦闘機戦闘の座を半ば譲ることになる。

・四式戦闘爆撃機「疾風」
 日本陸軍が隼の次に送り出した傑作戦闘爆撃機。優れて安定した操作性と兵装搭載能力でアメリカ軍にとっての死の天使となった。台湾の戦いではロケット弾を大量に積んだタイプや、対戦車砲を積んだタイプが活動しアメリカ軍の内陸への進撃を封じ込めた。しかし、空戦能力は限定的で前世代の機体と互角に戦える程度、という設定。