今回も十子先輩とおじいちゃんの関係が主軸。偉大な親族と自分の比較に悩む意味では、姫乃も同じ問題が出ているのだけど、十子先輩は生きている祖父と話すことができて、姫乃は死んだ母と話すことは叶わない。大きな差である。
せめて自分の作った作品をみてもらいたいだろうに……ひどく不憫になってきた。母親の作品と同じ棚に自分の作品を置くことで作品を通した対話ができたらいいね。
姫菜が影響を与えた人々を通して間接的な交流がないとは言えない。
俳優の話を聞くと、十子の祖父が厳しいのは孫娘だけで完全な特別扱いをしているが、されている本人は気づいていなかったりするのかな。