2008-01-01から1年間の記事一覧

ハヤテ表紙の「畑健二郎」の字を遠くから斜めにみると「10」にみえることを発見した。ある春の一日。

現在360度の方針転換〜漫画感想考察ブログのトップページが秋田書店に占領されているではなイカ……まさかこんなことになるなんてブログをはじめた当初には想像もつかなかったよ。

チャンピオンコミックスを買いに行った。 もっとも危惧されたイカ娘もイカだけに一巻だけ置いてあり、狙ったものは確保できた。他の連中は軒並み平置きされており、特にストライプブルーの地位の向上を感じる……書店の経営の方が心配になってしまったりして。

「私は今ヒマでヒマで忙しいのですよ〜?」――まほらば8巻41話 なんだか共感できる怠惰な感覚が多分に含まれていて好きなセリフ。相手にしたくない相手よりはヒマで忙しいほうが良いからね。

なんかFFの世界らしい……藻がいっぱい湧いた沼を超えていって入るダンジョンがあって、そこに入る仕掛けがバスの券を出す機械みたいなやつを相手に面倒な操作を必要とされるものだった。しかし、機械の中に入っているのは和服美少女の霊だったとかなんとか……

「私が青春を犠牲にしているように見えるのだとしたら、私はそう見える分だけ充実した愉悦の時を過ごしているのですよ。…私はそんな心から熱中できるものに出会えたことを嬉しく思っているのです。ただそれが人と違っていただけの話…」――まほらば7巻166P…

「あの人にはずっと自分だけを好きでいてほしい…私だけを見ていてほしい…私だけを……私が死んでしまったからと言って…あの人が他の誰かを好きになったりしたら私…恨むわ…呪うわ…」――まほらば6巻32話 まほらばには実はヤンデレが多い……ほのぼのした作風に騙…

47年まで独自にアメリカと戦い続けたとかいう設定の山東支隊なる部隊が組織的抵抗力を失っていくまでのグラフをみる。どこか知らないがオリジナルな枢軸国と協力して戦ったっぽい。 あと具体例なる戦闘も夢に見たけど物凄くローカルなものに置き換えられて…

面白い話ができるからとか役に立つからとか、そういう理由で友達になるんじゃないよ!話すこともつまらないし役に立つどころか迷惑ばっかりかける―――そんなつきあってても損することの方が多いような人だったとしても…それでもやっぱり一緒にいたいなって思…

「危険で無い戦場があるか。ワシが死んで困るなら死ぬ気で敵を追い払え」――The Sword 3章332P このセリフのもつ爽やかさに笑った。なんでも単純化できるって強い。

「俺には何でもわかるんだ。誰が何を望んでいるのか。母さんにはわからない。母さんには信念があるからな。人は信念が強いと他人を見ようとしないんだ」――ナポレオン〜獅子の時代〜1巻192P 自分がノイズになってしまうことだってある。どんなものでも強…

「お前も男じゃ。いずれじっちゃんのように好きで好きでやめられんものができる……じゃがやがてそれはお前に牙を剥くかもしれん……その時お前はどうする…?背中を見せて逃げるか…?違うぞ智坊。見せるべきはお前の……器じゃ…!!」――そらのおとしもの2巻110P…

「ギャンブルは人間の本性にして人生の縮図。なればこそ負けた事が大罪なのだ」――ギャンブルフィッシュ1巻129P でも人生に勝てる人間ばかりじゃないと思うなぁ。ただ、人生を賭ける姿勢であらゆるギャンブルに挑むべきではあるのだろう。

「オレが町のためにと思って行動すると…最初にお前にブチ当たるんだ」――それでも町は廻っている1巻131P 人間の利害は常に一致するとは限らないが、お巡りさんが町のためを思ってする行動に毎回衝突する歩鳥のセンスは……ピカロ!!生まれる時代と地域を間…

「えいがいかない?クエスチョンマーク入れてもたった8文字がなぜ言えない」――それでも町は廻っている1巻100P 思春期の悩みとはよいものである。それをしみじみと感じたセリフだった。これが主人公から出てきた言葉ではないのもよい。

「いやー普段見えない所にも人は暮らしてんだねぇ。なんか安心したような……ちょっと悔しいような不思議な気分だよ」――それでも町は廻っている1巻82P この感慨には激しく同意する。同時に同じ研究をやっている科学者が世界に数人しかいない分野があったり…

「アレもいつかは遠くへ嫁に行っちゃうんかなァ。そしたら灯が消えたみたいになるだろうな…」 「今は町に火が点いたように騒がしいですがね」――それでも町は廻っている1巻50P 感慨とギャグの配分が絶妙で印象的なしあがりになっている。ちょっと難しいキ…

「……二人で貴方を倒すことに決定しました。今ここで」――ジオブリーダーズ11巻160P カッコいいセリフだが完全に切羽詰まっている。窮鼠猫をかむの意思表示とみるべきか。

「製品を守るぞ。てめェら全員今からサービス残業だ。奴等の中を突破して北倉庫まで走るから二列縦隊でついて来い!」――ジオブリーダーズ11巻82P 企業戦士…企業戦士だ!本当に文字通りだから困惑した笑いが出てしまう。二列縦隊の言葉がイカす。

「寝不足のエンジニアをナメんじゃねぇぞ、この野郎!!」――ジオブリーダーズ11巻45P これは笑えて迫力のある名言。寝不足のエンジニアを怒らせてはいけない。

どこかの別世界。ウェンカーと呼ばれる微妙に人間より基礎体力の低い種族がいるらしい。殺人現場の検証に立会い、犯人が海軍で凶器が46センチ砲であることが判明する……なんという超展開。血痕が421滴とか、主観キャラの住んでる場所では常時殺害現場が…

「俺達は道具に過ぎん。命令が下れば出て行って技術を行使し脅威を排除する。それが全てだ。もとより情報戦が専門外である以上今は道具に徹する他に無い。…………少なくとも今はな」――ジオブリーダーズ10巻30P 道具として使われることの悲哀と誇りに最後の…

4WDの外に掴まって(掴まされて)放水路沿いを疾走。Gはともかく空気抵抗の表現が無い……それでも生命の危機感は多少あった気がする。

リンカーンの首が落ちるのが先か 南部が窒息するのが先か双竜は互いの急所を咬みあってもつれた 首都が近すぎる…。

「幾らだって待つさ。どうせ今まで待ったんだ」――ジオブリーダーズ9巻188P 諦観と希望の入り混じった不思議なセリフ。そして梅崎らしい意思を感じさせる。諦めの悪さがいい。

すぐに戻る――そう云って奴は消えた。翌日になっても奴は戻らなかった。一日が経ち…二日が経ち…逃走の果てに辿り着いたその小さな隠れ家でそれでも私は待ち続けた。一週間が経ち一月が過ぎた頃私はようやく気付いたのだ。自分が今迄夢のなかに居たことを…これ…

「……あとさき考えて落ちる星なぞ有りゃしねぇ。お言葉が欲しけりゃ拳銃(ハジキ)に聞くさ」――ジオブリーダーズ9巻164P カッコつけているがひたすら刹那的なことを示していると考えれば唸ってしまう。薄っぺらさもカッコよさの内といえばその通りだけど…

「あんたのお言葉に異議は無ぇぜ。ルガーの竜さんよ。だがな。生憎俺ぁガンマンじゃ無ぇ!だから命を張るのは技術なんかじゃあ無え。デカい悪(ワル)さ」――ジオブリーダーズ9巻141−144P 脇役キャラがおそろしく渋い。美女揃いの神楽とバランスをと…

「何ごとにも終わりは有るもんさ。それが際限なく繰り返されている様に見える時ぁ誰もその事に気付かねぇ。だが一歩離れりゃそいつが見える。破滅は訪れる物じゃ無ぇんだ真紀。常に傍らに在ってじっと襲いかかる時を待っているのさ」――ジオブリーダーズ9巻…

「何が起きるにせよ小さな缶に火薬を押し込む様なもんさ。マッチ一本で街そのものが吹っ飛んだっておかしか無ぇ」――ジオブリーダーズ8巻46P トカレフの柾のセリフ。巧みなようでいて分かりにくい比喩である。小さな缶=街ということをイメージするのに難…