「何ごとにも終わりは有るもんさ。それが際限なく繰り返されている様に見える時ぁ誰もその事に気付かねぇ。だが一歩離れりゃそいつが見える。破滅は訪れる物じゃ無ぇんだ真紀。常に傍らに在ってじっと襲いかかる時を待っているのさ」――ジオブリーダーズ9巻127P

 あとの「夢」の話に繋がるセリフ。まったく新しいできごとが連続するよりも、毎日がよい繰り返しであることのほうが夢に近いのかもしれない。どちらも悪夢の一面をもっているわけだが。