2008-01-01から1年間の記事一覧

「早いとこ尻尾畳んで帰んな。あたしを怒らせるとこのモーゼルさんがバキューンとか云ってあんた達全員泣いちゃうぜ」――ジオブリーダーズ8巻35P 微妙に気乗りしていない倦怠感のある雰囲気が気に入った。台本なしでアドリブやっているような感じがする。…

「つまりこの会社は暴力的な人格破綻者の集団に等しい」――ジオブリーダーズ6巻56P そういうのを会社というのであろうか。せめて集団じゃなくて組織でなければ困るよ。というギャグ。

「気にするから気になるのよ。気にしなきゃ気にならないわよ。そう云うものよ」――ジオブリーダーズ6巻32P どこまでも主観。まったく精神主義ここに極まれりという横暴なセリフだ……。

「フラレたての女に怖いもんは無ぇっ!!!」――ジオブリーダーズ3巻159P 非常に説得力があるのでフラレたての女には近づかないように気をつけようと思った。うん。

「こいつは俺の全てだからな。たった七枚の写真に収まっちまう人生さ」――ジオブリーダーズ3巻88P 人生の問題は量ではなく質なのではないかと呟いてみても、質の面でも問題があるような……だが、こういうことをあっさり言ってしまえるセンスがカッコよすぎ…

「脱出できる可能性はあまり無い」 「はい」 「可能な限り時間を稼いで自爆しろ。これが最後の交信だ。健闘を祈る」 「―――了解」――ジオブリーダーズ2巻146P 渋い。この思いの全てを切り捨てた簡潔な言葉が逆に感情の強さを印象付けてくれる。ソックスた…

「私の手持ちの弾は五十発だ。これがなくなる迄がタイムリミットだと思え。この仕事をしている時に名は不要だが―――――人は私をエル・ディアブロと呼ぶ。」――ワイルダネス6巻182P しかし、射撃速度がわからないとタイムリミットが読み切れないよ……リボル…

「何だか問題の多い家族みたいね。」 「だがカミさんは美人なんだ。」――ワイルダネス6巻173P その美点には他の全てが吹き飛ぶね。そういうことにしておこう。カミさんが最大の問題点だったりしたら目も当てられないけど。

「連中を相手に戦ったとあれば娘も俺の名を誇りと共に語ってくれるだろう。あの場所にまつわる死者の名簿の、末席を穢すだけに終わったとしてもな。」 「聞いたか。俺のボスだ。」――ワイルダネス6巻125P ここは本当にハードボイルド。名誉を重んずる態…