アメリカの対日戦略
 日英同盟の存在が大きなネックだが単独戦なら軍事介入をまねかずに叩き潰すことは可能である。日本の戦艦・陸上戦力が絶望的に小さいことに注目したアメリカはフィリピンの防衛は可能と判断しており、シンガポールのイギリス東洋艦隊と日本海軍を在フィリピン艦隊で各個撃破。あるいは合流阻止することをもくろんでいた。時間が稼げれば本国からの艦隊が到着し数的優位をいかして北上。日本本土を衝く。
 ただし問題は日本海軍の戦艦が30ノット以上発揮可能な金剛級であることで、その速力を警戒していたアメリカ海軍は開戦後、高速戦艦の建造に走ることになる。