500年くらい前のルメリアナ大陸には何かが起こったらしい

 断片的な情報から確認できるところでは500年前から400年前に掛けて、遊牧民が移動を起こすわ、バルトライン帝国が建国されるは、ウラド王国が鎖国をするわ、ルメリアナ大陸にきな臭い出来事が立てつづけに起こっている気配がする。
 この原因は一体なんだろう?


 現実の歴史で大戦乱時代を説明されるのに良く使われるのが、火山の大噴火による全球的な寒冷化とその結果による飢餓である(いわいる核の冬の自然版)。もしかしたら、500年前のルメリアナ大陸にも同じことが起こったのかもしれない。
 大陸の北に住んでいた人々が一斉に南下。ヴェネテ人はマフムートの先祖によって海に弾き出され、回廊に当たるウラド王国は鎖国をして、バルトラインの皇帝は――北の大陸から渡ってきたという妄想をしているのだが、妄想に妄想を重ねすぎだろうなぁ。


将国のアルタイル年表