加藤は砲尾に砲手の首、その一部が引っかかっているのを見つけた。だめじゃないか、加藤はぼんやりと思った。こんなところに首をおいてちゃいけない。――RSBC7巻142P

 首を置くっていい方がまるで亡霊デュラハンみたいだ……前後の繋がりから、あまりに激しい衝撃に意識が阻喪している表現としてなかなかのもの。本人が無傷に等しいこともある。