週刊少年サンデーはもはや三大少年誌ではない。
新連載はインスパイヤ中二病がもうもうと立込め、オリジナリティも見えない。
検証サイトにさし出された巨大な燃料のようだ。
それは焼けつくように臭く、殺伐として耐えられないので、
富士鷹ジュビロでさえ作品終了へ飛び込み、必死で他誌にたどり着こうとした。
ベテランはこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
新人漫画家だけが耐えるのだ。神よ、なぜ彼等を見捨てたもうたのか。」
 
                    ――サンデー読者の手記より