よく「高付加価値」の仕事をしなければいけないという主張がでるけれど、逆にも感じられる動きを知ったのでちょっと書く。
図面データなどはインターネットを使って国境を超えて亜光速で送れるため、作図を東南アジアに発注している事例がある。いっぽう、現物は輸送に時間がかかるので部品の在庫を日本に集めておいて日本人が組み立てている由。
ただし、ものによってはアイデアは日本人がやっているかもしれない。欧米でいう「設計者」と「CADオペーレーター」の関係もありえる。ただ、日本のやりかたで作図の発注を続けていれば東南アジアの人が経験を積んで設計もできるようになるんじゃないか。
興味深い動きである。