増田お嬢サバイバル部反省会

 増田に投稿した怪文書の反省会。
 オリジナルの連作で完成させたのは初めてなのでできるだけ今後の糧にしたい。
 書いていて感じたこと、気づいたことなどのメモを残しておく


まずは雑なグラフを2つ。11話となっているのは幕間の話。


・プラットフォームの問題
 はてな匿名ダイアリーは小説投稿サイトではない。増田ネタからはじまっているので最後まで増田で書いてしまったが、それゆえの問題があったと思われる。
 ブクマ数は低下傾向で推移している。もしかしたら投稿サイトであれば話数を重ねるごとに読者をどんどん増やしていけたかもしれない。
 2話のブクマ数が大きく凹んでいる点も気になる。7話のことを考えると、サンダー使いのおさげさん不人気か?


・二回戦以降の問題
 描きたい戦いをイメージして武器も決めてしまっていたので、勝ち抜いた武器同士が激突する二回戦以降はイメージの方法が変わってしまう。事前にそこまで決めてから話を書くか、もっと応用できる情報を多くするか、どちらの手を使うにしろ後の戦いほどつまらなくなってしまうのは拙い。
 苦労しながらも縦ロールさんやインシュロックさんのキャラクターに頼って何とか書き抜いた感じである。


・モチベーションの問題
 ブコメのリアクションが嬉しくて続きを書いていたところがあるので、ブコメが減っていくのは辛かった。特に最後の8話は最終話を投稿する段階でも自分のセルクマしかなく、見放された感じがした(あとで増えてほっとした)。
 大きな地震があったことや互助会関連の話題が広がっていた影響もありそうだ。が、ロックな保育園ネタが大きく伸びていたことを考えれば、最大の原因は作品そのものになるはず。


・2対1のわかりにくさ
 ブクマの付かなかった8話は3人が戦う複雑なバトルで、書く方はおもしろくても読む方はイメージしにくかったのではないか。毎日更新の最後の方で推敲の余裕をあまりとれなかった点も厳しかった。
 他の話は次の一話をだいたい完成させた状態で投稿できていて、次の次の一話を書きながらネタの追加や表現の修正をおこなっていた。最後はだんだん余裕がなくなっていってしまった。
 しかし、毎日更新のプレッシャーを掛けたからこそ、ブクマ数の減少に落ち込みながらも、最後まで走れた気もする。8話を手直しする機会があったらしたい。


・文字数は少なく
 あるいは長くても読みきってもらえるように。増田のフィールドでは1500文字以下にするべきか。Web小説投稿サイトでは別の結果になりそうな点が悩ましいが、そういう場所でも増田読者的な人に訴求するニッチ戦略は考えられる。


 次は別の場所になると思うが、この経験を活かしてやりたい。と書きながら番外編のネタが既に2つ出来ていますわ。


[増田お嬢サバイバル部]1 http://anond.hatelabo.jp/20160407225815