2007-10-26 ■ 名文集 名文集 事情がわからない人間のうちでただひとり、ガウリイだけが泰然とかまえているが、これはむろん、彼が大物だというのではなく、単に彼にとって『事情がよくわからん』というのは、ごく日常的なことだからに過ぎない。――神坂一:スレイヤーズ4巻20P 珍しく長めのセンテンス。しかし、良くガウリイのキャラクターをあらわし、学術的な雰囲気がコミカルさを押し上げている。大物と馬鹿の境界線上に位置する奴である。