この世に生まれることはこの世に宣戦を布告することと同じである。世の中は私を世の中の都合の良いように変えようとひたすら圧力をかけてくる。私は世の中に変えられないよう、むしろ世の中を自分の都合の良いように変えようと願って生きる。
 その願いが潰えるときが大人になるときなのかもしれない。
 そう考えると永遠の革命家は永遠の子供である(永遠の革命家とは世の中に反抗することが目的化している馬鹿のことではないので勘違いしないで)。