「連中を相手に戦ったとあれば娘も俺の名を誇りと共に語ってくれるだろう。あの場所にまつわる死者の名簿の、末席を穢すだけに終わったとしてもな。」
「聞いたか。俺のボスだ。」――ワイルダネス6巻125P

 ここは本当にハードボイルド。名誉を重んずる態度をこんなにカッコよく描けるなんて素晴らしい。そしてその人望についてくる部下があったればこそのボスである。