月か別惑星（火星などではないが地球に非常に近い位置にある）の地下に広大な空間があり、さらにその下に七階層程度のダンジョンがあった。ただし、ダンジョンに入るためには地下空間に設置された噛み合わせ歯車の間に飛び込まなければならない。肉体は粉砕されて魂がダンジョンに送り込まれる。そのため、肉体は預けておいて義体で飛び込み、魂だけで帰還する。義体はコストカットのために総排泄孔になっていたが、違法改造で肛門を縫っていた。
広大な地下空間は遠くが青く霞んでいて、向こうまで3000メートルはあるらしい。中心を走る道から離れると木々が生い茂っている。鳥がたくさん飛んでいたが人が近づけない岸壁にいればいいのにと思った。確認できないだけで岸壁にもいるのだろうとも思った。
ダンジョンには４人（３人と１匹？）で挑んだが、最初はバラバラで合流できる相手をひとりだけ選べる状態だった。一番頼りになるやつを選んで、残りの２人は運が良ければ再会できるという判断だった。しかし、選んだ男と後で敵対することになった。
なにかいろいろ気持ち悪いこともあったが、詳しくはいまいち覚えていない。主人公のアカウントが違法で５分以内に戻らないと魂が戻ってこれなくなると警告されたのは覚えている。
