何ということだ。
作者は咲夜達に放置を加えている。
セリフの無くなったマリアが笑顔をやみくもに行使するのを
お嬢さま達も阻止出来ない。


ハヤテのごとく!は沸々と沸き立ち、発酵しつつ、爆薬を用意している。
些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。


                ――詩人ジャン・コクトー 日曜日日記より


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