それでも私はサンデーを読み続ける

(株)小学館を提訴。 雷句誠の今日このごろ。/ウェブリブログ

 が、まったく酷い話であまりにも気になるので追っているうちに、週末の予定が無茶苦茶になってしまった……。雷句先生が描いている編集者像が「問題のある漫画家」のイメージと妙に重なるのは錯覚か?
 もしかしたらニーチェ

「怪物とたたかう者は、
 みずからも怪物とならぬようにこころせよ。
 なんじが久しく深淵を見入るとき、
 深淵もまたなんじを見入るのである。」

 をそのまま行ってしまったのではないか……もはや「怪物と戦うもの」の構図が逆転しているね。


 いろいろと不満は感じたけれど、私はやっぱりサンデーを読み続けようと思う。制作者にどれほどの問題があろうとも作品そのものに咎はあるまい――あくまでも漫画作品を主体として楽しんでいきたい人間なのだ。
 でも、さいきんの感想で自分が「○○先生」ではなく「制作者側」を使うようになっていたのは虫の知らせか。